ヘルニアとは、体の組織や器官が正常な位置から逸脱した状態のことをいいます。
腸や、筋肉などにも起きますが、ここでは椎間板ヘルニアのお話をします。
しんそう療方でも数多く扱うものですが、よくなる方が大変多い疾患です。
よくなるというのは、もちろん一時的に痛みが抑えられるという意味ではありません。
痛みそのものが長期にわたって消えたままなので、神経根を圧迫している、
椎間板ヘルニアの状態がなくなったのではと推測しています。
しんそう療方は、全体の骨格を正しい位置に、無痛でもどす療法です。
骨格を正しい位置にもどしながら、ヘルニアの状態が解消するのを待ちます。
背骨が正しい位置にないと、ヘルニアは解消されにくいのだろうと考えられます。
曲がったり、ヨジれた状態では元にもどりにくいのでしょう。
私の印象では、ヘルニアの痛みは徐々に消えていくというより、
あるときを境にして、かなり急速に消えていくという感じをもっています。
その境とは、おそらくヘルニアが吸収されたときだろうと考えられます。
臨床例@ − 荒川区在住 女性 61歳 販売業。
始め腰全体の痛みがあり、都立病院で腰椎ヘルニアの診断を受ける。
その後、いくつかの民間療法を経て、当院を受診。
来院時の状態は、左腰から左足にまで及ぶ痛みが強く、かばいながら歩いている。
経過:初回から3回目までは、痛みはまだかなり残っていたが、
8回目の調整の後から痛みが大幅に軽減する。14回まで治療を継続。
その後、痛みは消失し落ち着いたので月一度のメンテナンスに移行する。
それ以来、朝起きて腰が重く感じることもあるが、特に腰痛らしきものは起きていない。
臨床例A − 千代田区在住 女性 48歳 主婦。
他の腰椎間板ヘルニアだった患者さんからの紹介。
1年近く前、大学病院で腰椎間板ヘルニアの診断を受けている。
主訴は腰痛、他に頭痛、肩こり、疲れやすいなど。
この患者さんの腰痛は、5回目でほぼ消失し、非常に短期間で終わっています 。
ほんとうにヘルニアだったのか? と少し疑問に思い、患者さんに再度聞いたところ、
大学病院でMRIを撮り、説明も受けているそうです。
7回目からは早くもメンテナンスに入っています。これほどの短期間は珍しい例。
私たちには椎間板のヘルニアがどうなったかを調べる確実な手段はないので、
3ヶ月以上 痛みがない状態が維持できれば、ヘルニアの状態が消えた可能性が
大きいと考えています。
どのようなやり方でも、痛みを抑えるだけではヘルニアは解決しません。
それによって椎間板ヘルニアが吸収されることはないのです。
あなたのつらい痛みを根本から治すためには、
体の形を治さなければ解決しません。
形もその原因から、根コソギに治すことです。

