あらためてご挨拶いたします。

形之医学・しんそう療方　東京・小石川院長の長岡といいます。

今は、しんそう療方だけなので、やっていませんが鍼灸師です。

都内の内科・循環器科病院に、２３年間勤務していました。 

山形県生まれ、東京育ち。　 趣味は読書、野遊び、お酒、落語、

古流抜刀術、囲碁、将棋など。

 

病院で治療をしていた頃、治せなくて困っていた患者さんが、この療法で治り、

それがきっかけとなって、十八年ほど前にこの療法の門を叩きました。

 

しんそう療方の創始者、林　宗駛（しゅうじ）先生から学ぶうちに、

目からウロコのような見かた、 考え方にふれていきました。

そしてこの療法が、驚異的な治療成績を上げ続ける理由を知り、 

やがて鍼灸を捨てる決心をするまでになりました。

 

病院にいる頃から、痛みなどの症状を抑えるだけの対症療法に対して、

漠然とした疑問は持っていました。 

『　でも、症状でなければ、いったい何を治せばいいのだろう・・・・？　』　

それは出口の見えない疑問でした。 

 

しんそう療方の考え方を知るにつれ、数千年の歴史に権威づけられたものから、

少しづつ離れていきました。さらに治療する立場からも離れて、

あるがままに、人間もふくむ自然界を見てみる、

そういう見かたをするようになっていきました。

やがて、考えを積み上げるよりも、掘り下げるようになります。

それが私の新しい始まりでした。

 

形之医学・しんそう療方は、自然医学そのものです。

からだ自身の自然を最も重視して、その「　形　」を自然にもどす医学です。

 

なぜ自然な形にもどすのでしょう？

それは形の異変が原因で起きている、腰痛などの痛みや、

体調不良、といったものを根本から回復するためです。

 

もうひとつは、からだが本来もつ　働き　を取りもどすためです。

形が異常を起こしているのに、働きは正常ということはありません。

形と働きは一体のものなのです。

 

からだをほんとうに治すのは、からだ自身のもつ治癒力　です。　

自然な体にもどし、その生命力と治るための仕組みを大切にすることです。

（現代医学は個体の限界点を越えたとき、その真価を発揮するでしょう。）

 

私の勤務していた病院長は、その患者さんにとって一番いいのは

どうすることかを、病院の利益より先に考える方でした。　

私も院長から、医療精神という意味で精神的な影響を強く受けています。　

患者さんが健康を取りもどす喜びに共鳴しながら、

これからも治療に邁進していきたいと思います。

 

 

 

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